埼玉のシニア劇団

シニア劇団の魅力 演じることで気付く「人生が充実」

(毎日新聞、2016年2月1日の記事より)

団員がすべて高齢者のシニア劇団が全国各地で活動しています。埼玉県の「かんじゅく座」と「さいたまゴールド・シアター」は、今年の12月に1万人規模の高齢者が出演する大群衆劇「1万人のゴールド・シアター2016」の公演予定をしています。

「かんじゅく座」は2006年に鯨エマさん(42)が設立し、12年にNPO法人「シニア演劇ネットワーク」も設立しました。現在の団員は41名で、全員が60歳以上です。芝居経験も人生経験もさまざまのようです。

・東久留米市の関直彦さん(72)は、損害保険会社の営業マンとして定年まで勤めた後、娘に勧められて入所したタレント養成所を経て2009年に入団しました。「セリフを間違ってもいいから、思い切って自分をぶつけていくことが大事」と話します。冊子にした台本を持ち歩き、自宅の風呂や近くの公園でも練習を行っています。

・埼玉県所沢市の飯田暢子さん(70)は、学生時代に携わっていた芝居の魅力が忘れられず、経理の仕事を退職後、同劇団に入団しました。「どんな役でも演じられるように」と、週3〜4回、自宅で約1時間半かけて筋力を鍛えるトレーニングを行います。納得のいく演技ができず、寝付けない夜もあるそうです。「いろいろな役を演じたけれど、どれも好きだった。今が自分の人生で一番充実した日々です」。

・入団2年目の同県新座市の斎藤千恵子さん(62)は、特別支援学校の元教員でした。子どもたちの前で寸劇を演じた経験もあり、大きな声でセリフを言うことに気恥ずかしさは感じません。それでも、舞台の幕が上がる前には心臓がどきどきするといいます。「自分と正反対の、いいかげんで無責任な感じの役を演じてみたい。10年先になるかもしれないけれど」と笑いながら話します。

シニア演劇ネットワーク: http://senior-engeki.net

同じ埼玉県では蜷川さんが率いるシニア劇団「さいたまゴールド・シアター」が活動しています。団員の平均年齢は現在76.9歳、最年長は90歳だそうです。

さいたまゴールド・シアター: http://www.saf.or.jp/gold_theater/

12月の大群衆劇「1万人のゴールド・シアター2016」の参加者を4月から全国で募集します。

問い合わせは:048-858-5505 (さいたまゴールド・シアター); 090-8083-6888 (かんじゅく座の鯨さん)

#smartsenior #スマートシニア

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