シニア観光ガイドボランティア:78歳から始めた横浜の渡辺さん

語学力磨き観光ガイド 豊富な知識で外国人を「おもてなし」 78歳から、横浜の渡辺さん (毎日新聞、2016年2月22日の記事より)

(画像は TOKYO FREE GUIDEより)

豊富な知識と経験を生かし、年を重ねてからも社会貢献を続けるシニアボランティアは年々増えています。

横浜市戸塚区に住む渡辺昭夫さん (81) は 78 歳から、外国人観光客に東京や神奈川の名所を案内するスペイン語の観光ガイドを始めました。会社員時代、数年間メキシコに住んだ経験がありました。定年退職した 61 歳からスペイン語教室に通い、語学仲間の紹介で3年前、NPO法人「TOKYO FREE GUIDE」に所属しました。

ガイドはだいたい週1日ペースで、依頼に応じて鎌倉、上野・浅草、秋葉原など、自分でコースを組み立て案内するそうです。次に京都へ向かう旅行者には上野のお寺と神社両方を案内し、その違いなど日本文化を説明してから送り出します。日本のアニメに興味がある旅行者らには秋葉原のメイドカフェを紹介しました。「ありきたりにではなく、どうしたらより日本の良さを知ってもらえるか考えて工夫している」と胸を張ります。

これまで130組以上を案内しました。案内した多くの若夫婦らから子どもの誕生報告をメールで受けました。渡辺さんを慕う夫婦は自身の子供の写真に「おじいちゃん、ひ孫だよ」と親しみを込めたメッセージをもらったそうです。

昨秋は妻・美枝子さんとスペインを訪れ、ガイドした人々と再会も果たしました。「世界中に家族が増えた」とほほ笑んで話します。「日本の良さを直接紹介できるのがガイドのいいところ。なにより、毎日がすごく楽しい」

東京都は、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに3万5000人の外国人おもてなし語学ボランティア確保を目標としています。渡辺さんの所属するTOKYO FREE GUIDEでは、約10年で登録ガイド数が5人から329人に増え、そのうち2割以上が60歳以上の高齢者となっています。

渡辺さんは「ガイドを始めて知力・体力ともにアップした。周りの仲間にも勧めている」と話しています。

#スマートシニア #smartsenior

Featured Posts
Recent Posts
Search By Tags